小学生のお子さんが習い事に行くと決めたら、どんなことを思いますか?
悩みはつきません。
『習い事に通う!』と決めたからには、できれば長く続けてほしいですよね。習い事をやめるときは目標を達成して気持ちよくやめるのが理想です。
そのためには、習い事を始める前にきちんと考えておきたいことがあります。場合によっては、親子で話し合っておくことも大切です。
今回は、小学生の子供が習い事に通う前に考えておきたい5つのことをご紹介します。お子さんが習い事を長く続けるためにも、是非チェックしてみてください。
お子さんに何を習わせたらよいか悩んでいる方にはこちらの記事もおすすめです。
⇒小学生に人気の習い事ランキング!費用やメリット、通った感想も紹介
- 習い事に通う主役はあくまで子供
- 家計に無理のない習い事を選ぶ
- 送迎が出来るかどうかを考える
- 遊ぶ時間が減ることを理解する
- 学校の宿題をやる時間を確保する
習い事に通うのは誰ですか?
お父さん・お母さんが決めてしまっていませんか?
お子さんのことを思うあまりやってしまいがちなのが、お父さん・お母さんの理想で習い事を決めてしまうことです。
お父さんは、小さいころ野球がやりたかったんだよなぁ。
お母さんは、英語が苦手だったからちゃんと勉強したかったのよ。
わかります。とても気持ちがよくわかります。
お父さんは、会社のお友達と週末草野球を楽しみましょう。お母さん、オンラインでも英会話スクールありますよ。テレビの英語番組もなかなか楽しいものが増えています。
そして今、考えたいのはあなたのお子さんが通う習い事はどうするかってこと、思い出してください。
反対に子供の言いなりになっていませんか?
子供の意見を尊重してあげる、それは良いことです。けれど、子供の言いなりになってはいけません。
友達が通っているから、テレビでやっていたから、など子供はふとしたことから興味を持つことが多いです。その興味が一時的なものかどうか、見極めることも大切です。
子供がやりたいって言ったから即通わせるのではなく、どうしてその習い事をやってみたいのか、通うことで自分がどうなりたいのかなど、よく話を聞いてあげてください。
よく話し合った上で、親子で納得して通える習い事を選びましょう。
その習い事いくらかかるか知っていますか?
当たり前のような気もしますが、習い事にたくさん通えば通うほど、費用がかかります。
それぞれに入会金や更新料・教材費が発生します。それをどうやりくりするか・・・を考える必要が出てきます。
兄弟姉妹がいる場合、習い事にかかる費用も人数分増えていきます。月謝が1年後も無理なく払い続けられるか、家計を確認してみる必要がありますね。
私は、自分の中で上限金額を決めているので、それを超えるような習い事は諦めてもらうこともあります。費用については、きちんと子供に伝えて説明するようにしています。
主な習い事の月謝の相場は、『小学生に人気の習い事ランキング!費用やメリット、通った感想も紹介』でも確認できるので参考にしてください。
習い事の送迎は必要ですか?負担は大丈夫?
習い事の時間帯や場所によっては、送迎の負担が結構あります。
我が家では基本的に車で送り迎えをしています。習い事にかかる時間と家からの距離によって、送った後家に帰っている暇はないこともあります。
同じ習い事に通っている友達を見つけ、送迎を協力してもらうとずいぶん楽になりますよ。送迎の負担を軽くしたいと考えたらこちらの記事を参考にしてください。
⇒【小学生】習い事の送迎をママ友と協力するメリットとデメリット
友達と遊ぶ時間が減ってしまいますよ
今はまだ、友達との時間も大切にしてほしいと考えています。ですが、習い事をすることによって友達と遊ぶ時間は確実に減ります。
減る時間は習い事の時間帯だけではありません。習い事の種類によっては家庭での宿題が出ることもあります。習い事の宿題をやる時間も必要になることをよく考えておきましょう。
学校の宿題をやる時間は確保できますか?
毎日習い事をしていると、宿題や自主練の時間を確保するのも大変です。学校の宿題も結構な量ありますしね。
我が家では、学校の宿題は朝やることにしてします。朝、宿題をやることにはこんなメリットがあるからです。
- 朝、宿題をやると決めて寝るので、早寝早起きの習慣ができます。
- 勉強してから朝ごはんを食べることになるので、食欲が出てきちんと食べられます。
- 起きてから、学校の1時間目までに時間があるので、しっかり目が覚め集中できます。
あなたの家では、学校の宿題をいつやりますか?その時間の確保は出来ていますか?
子供が朝勉強するようになると、親も必然的に早起きの習慣が付きます。
『朝活を極めたら子供と過ごす時間が増えて幸せな気持ちが増えました』でも紹介したように、子育て中の働くママには朝活がおすすめです。
おわりに
子供の無限の可能性を信じて、通いたいと望む習い事には通わせてあげたいと思うこともあるでしょう。
けれど、小学生を対象とした習い事の数は多く、そのすべてに通わせてあげることは出来ません。
- 習い事に通う主役はあくまで子供
- 家計に無理のない習い事を選ぶ
- 送迎が出来るかどうかを考える
- 遊ぶ時間が減ることを理解する
- 学校の宿題をやる時間を確保する
習い事を始める前に家庭の都合や子供の性格をよく考えて、お子さんと家族に合った最適な習い事を見つけてください。