5年も通っている英会話スクール、てっきり楽しく通っていると思いきや一転、「行きたくない」と言われるようになりました。
習い事を複数掛け持ちするようになり、子供の中で英会話の優先順位がどんどん下がっていったようです。これ以上は無理かなと判断し、英会話を辞めました。
習い事に通うことで英語を嫌いになって欲しくなかったからです。
この記事では、長く通った英会話スクールを辞めたいと言われたときに親としてどう対応したのかをご紹介します。
また、今後どうしていこうと考えているのかをまとめました。
何が正解かわかりません。ただ、選択肢のひとつとしてご紹介します。
子供が英会話スクールを辞めたい理由

辞めたいと言われ、「ああ、そうですか。」とは言えません。
どうして辞めたいと思ったのか、知りたいと思いますよね?
英語が嫌なのか、そのスクールが嫌なのか、一緒にレッスンを受けているお友達と合わないのか、先生が嫌なのか・・・問題によって対処が変わってきます。
そこで、子供の話を良く聞いてみることにしました。
- 発表が嫌
- 時間が長いのが嫌
- 毎日の習い事はきつい(他の習い事の方が好き)
なるほど、英語そのものが嫌いになったわけではなさそうです。それはほっとしました。
①発表が嫌なことについて
通っている英会話スクールでは定期的に、英語を発表する機会があります。数人の前での発表もあれば、数十人の前で発表することも。
それがとにかく嫌なようです。内容が出来ていないわけではなく、1対1の会話は平気というので、それはなくしてしまっても構わないかなと考えました。
②時間が長いことについて
レッスンの時間は1時間40分、先生は色々工夫してくれていますが、やはり小学生には少し長く感じます。学校の授業2時間分に相当する長さです。
週に2回50分ずつなら、また違ったかもしれませんが、先生や他の子供の都合もありそれは出来ません。
③毎日の習い事がきついことについて
英会話スクール以外の習い事は、自分で決めて納得して通っているものです。ところが、英会話スクールは保育園の友達となんとなく通い始め、惰性で続いていたところがありました。
小学校も委員会活動やクラブ活動など忙しくなり、毎日の習い事がきついな・減らしたいなと考えたときに、まっ先に思い浮かぶのが英会話スクールであること、無理もありません。
それでも今まで良く頑張ったよね!
英会話スクールを続けて欲しい親の事情
子供の事情はよくわかりました。正直辞めるって決めても良いかなと思ってはいます。それでも、続けて欲しいという気持ちもあります。
そこで私が思っていることを正直に伝えることにしました。
それは
- 英語から離れてしまうことで、せっかく覚えたのに忘れてしまうことは思ったより多いってこと
- これから先、英語が話せて当たり前の時代なんだよってこと
- 今回英会話スクールを辞めても、英語と接する機会を作って欲しいこと
- ここまで頑張った成果を1つ残してから辞めようってこと
でした。
まじめに聞いてくれ、気持ちは伝わったようです。それは良かったことでした。
そして、最後に辞める決断をしました。
英会話スクールを続ける?辞める?
結論として、我が家では「辞める」選択をすることにしました。
手続きの関係上、最後のレッスンまで数回残ってしまうのですが、それは行っても行かなくてもどちらも良いことに。
少し気持ちが楽になったのか、最後のレッスンまで通って終わりにしました。
結局、親は子供の人生のお手伝いが出来るに過ぎなくて、最後に決めるのは自分なのかな・・と感じています。
英会話はおしまいにするの?

いいえ。また興味が出てきたらそのときに始めたら良いと思っています。
今は、スクールに通わなくてもオンラインで空いた時間を使って気軽にレッスン出来るような英会話もありますよね。
学校でも英語の授業が始まったので、これからも英語とのつきあいは続くでしょう。その時々にベストなやりかたで英語に関わっていきたいと思っています。
また、今回の英会話スクールを辞めるにあたり、これまでの力試しを兼ねて英検受験にトライすることに。以前から興味があった私としては大賛成!どうか、合格しますように!

おわりに

こんなに長く続けてきたのにもったいない
英語は将来絶対必要なものだから
それは、私の都合でしかなかったのかもしれません。それでも嫌々続けていても、子供のためになったこともあるのかもしれません。
2通りの人生を比較することは出来ないので、答えは誰にもわかりません。
英語はコミュニケーションツールのひとつでしかないのだから、嫌なのに無理矢理通わせる習い事ではないというのが、私の出した結論です。
5年間(子供が)頑張った英会話スクールですが、辞めることにしました。
また、自分ではじめたいと思う日がきたら、そのときは全力で応援したいと思います。